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2018/01/19

お墓参りを体験に

  • 2017年7月の会議資料

    セクションを越えて

    こんにちは。 今日は、現在進行中の2018年新型プレミアム墓石開発について、書いていきたいと思います。 毎年、開発が始まるのは5、6月頃で、スケッチやコンセプトシートを元に進んでいきます。 今年の墓石は、日々お墓に接している営業担当者にも、コンセプト建ての段階から入ってもらって進めてきました。 例年、当社の墓石開発は、当事業部や外部デザイナーが提案したラフスケッチを、経営陣や各事業部の部長が選別。残った案に磨きをかけて製品化する…という流れが多い中、今年は各セクションの代表が意見を出し合うことで始まりました。 全国の石のお墓をめぐる環境が厳しくなっていることから、営業担当者の要望もとにかく熱い。
    「お墓参りの時間を忘れられないようなお墓にしたい」
    「子供の心にも、ずっと残るような体験が出来るようなお墓にしたい」
    「石のお墓ならでは出来る体験がきっとあるはず」…
    これをどうカタチにしたら良いのか、、大変だ…。
  • 8月時点のラフ案。数珠模様がスリンに半円で刻まれる案

    お墓参りの原点を考える

    このように、営業担当者から上がってきた「お墓参りを心に残る体験にしたい」というところが今回の新型墓石の出発点でした。 しかし、様々なイベントや情報に囲まれて生きている現代の私たちにとって、石のお墓にお参りをすることが記憶に残る体験となるだろうか…。そこにはやはり何らかの工夫、意匠が必要なはず。 と言っても永代に渡ってお参りするものに、複雑な機能は組み込むことが出来ない。 ということで着目したのが、石に彫られた彫刻が、水で濡れて目立たなくなるという現象でした。