大切な方が亡くなるのは、とても寂しいことです。
しかし、それよりも、もっと寂しいことは、大切な方から忘れられてしまうこと、
なのではないでしょうか?
私たちの命は、遠い祖先から脈々と受け継がれてきた大切な「家族の絆」です。
それぞれのご家族に、大切な思いがあり、伝えたい言葉があり、
そして、いつまでも忘れたくない想い出があります。
そうした尊い「家族の絆」を次の世代に語り伝えていく場所がお墓なのです。
手を合わせ、心を静め、遠い日に想いを馳せる時、大切な方はいつでもあなたの前に現れますし、
あなた自身もまた、お子さんやお孫さんの中で永遠に生き続けることでしょう。
しかし最近、お墓を単なる「遺骨の置き場所」と考える方が増えてきているようです。
残念なのは、そうした方の多くは、知らず知らずのうちにそう思い込んでしまわれたようなのです。
そこで、「ご家族の絆」を大切にした、心のこもったお墓づくりをされた方の想いを、
これからお墓を建てようと考えておられる方にお伝えすることができれば、
それはとても素晴らしいことなのではないかと考え、
この度の「想い入れのお墓大賞」を実施させて戴きました。
主旨にご賛同戴き、ご家族の大切な想いをご披露戴きました全てのご家族様に
心より御礼を申し上げますとともに、このことが少しでも、
心のこもったお墓づくりが広がるきっかけとなれば、
それは主催者として何よりの幸せです。